カポエイラには、無数の技や動作が存在します。指導の便宜上、名前をつけたり、同一の動作を合わせて稽古することはありますが、それらの技をどう活かすかは、個人の創造力と自由な感覚と、メンタリティに拠るところが非常に大きいと言えます。つまり、カポエイラの技とスタイルは無限にあるといわざるを得ません。ここでは、そんな技の一部を紹介しています。


 
Meia lua de compasso
(メイア・ルーア・ジ・コンパッソ)
コンパッソはポルトガル語で「コンパス」。その名の通り、蹴り足をコンパスさながら振り抜いて攻撃する。ほかにも円運動を活用した技はたくさんあり、コンビネーションを覚えれば、休むことなくあらゆる角度から蹴り技を繰り出すことができる。
 

 
Au de bico(アウー・ジ・ビッコ)
側転の勢いを途中で止め、トリッキーな角度から蹴る。容易に予想のつかないアクロバットな蹴り技はカポエイラのお家芸とも言え、この他にもたくさんある。
 

 
Queda de rim(ケーダ・ジ・ヒン)
肩肘の上にrim(腎臓)部を乗せて体重を支える。この体勢で敵の攻撃を避けたり、流れるような次の動作につなげたりする。
 

 
Folha(フォーリャ)
ポルトガル語で「葉」の意味。遠心力を利用したアクロバット技法。
 

 
Tesoura(チゾーラ)
ポルトガル語で「はさみ」。基本のチゾーラは柔道のカニバサミに似ているが、カポエイラでは手を使ったり、飛びついたり数種のチゾーラを用いる。写真はtesoura de pescoco、相手の首をはさみこんで投げ倒す離れ技。
 

 
Galo pante(ガロ・パンチ)
カポエイラにもれっきとした手技が存在する。ほかにも、肘や頭による攻撃や体当たりなど。足技と組み合わせて使うと、そのバリエーションには止め処がない。